鄭永剛(氏)が率いる杉杉投資集団有限公司(以下杉杉集団)は資本をリンクする巨大企業群です。2018年、2019年の売上高はそれぞれ116億元、128億元に達し、総資産も100億元を超えています。産業はファションアパレル、新エネルギー新素材、投資、園区開発、国際貿易という五つ分野に関わり、傘下に杉杉股份と中科英華という上場会社が二つあります。2002年以来、杉杉集団は「中国企業トップ500社」に連続入選中です。2009年、杉杉集団は伊藤忠商事と全面的に資本業務提携を行い、お互いはマネジメント、ブランド、技術、国際化などいろいろな面で密接連携し、杉杉集団は新たな発展時期を迎えにきました。
ファション·アパレル業界では、この20年間、杉杉集団は中国アパレルのリーディングカンパニーとして、産業方向を導いています。設立以来、「中国ナンバーワンのスーツブランドを創る」という志を抱き、広い視野と先見性を用いて、中国のアパレル業界に初めてブランド戦略を打ち出しました。「杉杉」というブランドを創るために、中国アパレル業界に「ブランド戦略」「デザイナーブランド」「無形資産化運用」「マルチブランドや国際ブランド化」などの先進的な経営理念をプレゼンテーションするとともに実行しました。また、グループ化、合資改革、株式上場などを一貫して行い、こうした努力の結果、「政府重点支援520社」に指定され、「中国企業トップ500社」の一つになりました。

そして、日本伊藤忠、イタリアマルコ アザリ(フォーラル社)、ルビアム、フランスレノマとフランスの高級ファッション協会などの世界有名な服装企業及び機関と長期的且つ持続的なパートナーシップを確立しています。中国で唯一なブランド運営体制で中国国産服を国際的に広がる企業となりました。現時点、各類衣服ブランドを22個持ち、そのフランチャイズ加盟企業も1500社を超えています。
また、新エネルギー新素材業界では、1999年に杉杉集団は多角化戦略を実行し、ハイテク業界へ進出を遂げました。傘下の杉杉科技はリチウムイオン正極材·負極材·電解液の領域において国内で最も大きなメーカーで、技術と規模も世界トップレベルとなっています。現在、杉杉科技は「国家ハイテク研究発展計画(中国863計画)」の4つの成果と数十の特許権を取得しています。リチウムイオン電池の総合材料の製造と供給はグローバル上の同業界にも注目を受け、ソニー、パナソニック、モトローラ、LGなどの企業ともよい連携關係を結んでいます。バイオテクノロジー分野において、傘下の蕪湖杉杉生物技術有限公司は2002年に他社との合併を通じ、超臨界二酸化炭素抽出の事業を開始し、今はアジア最大のバイオ超臨界抽出設備及びハイエンドのノウハウを持っています。
次に投資業界にも進出成功。杉杉集団は寧波銀行、杉立先物会社などの金融会社に投資し、上場企業の中科英華も買収しました。ベンチャーキャピタル分野において、2003年に杉杉集団が中科英華を通して「久遊網」というゲーム会社に投資しました。その為、久遊網は短い時間で急速な成長を遂げ、優秀なインタラクティブ· エンターテインメント企業になっています。
その他、中国のシリコンバレーを構築という志を抱き、寧波杉杉科技創業園や中科廊坊科技谷へ出資し、科技企業へサポートしました。